穴掘り三昧
親方がずっと昔に造作した、天然材の竹垣(建仁寺)が、風雨に耐えつつも
いいかげん朽ちてきたので、今回、人工材を使って再生することに。
元の垣を撤去したあと、改めて新柱を埋けこむため、地面にスコップで
穴を掘り始めます。
60センチ程の深さの穴を8つ掘るだけ、なのですが、これがいつもながら
なかなか時間がかかる・・・石あり、木の根あり、干渉するコンクリート部分を
はつったり・・・あぁ前に進まず、時間だけが過ぎてゆく・・・うむむぅ、
と、掘り進めるうちに、出てくるのはちいさな生き物たち。
ミミズ、何かは分からぬ幼虫、とかげ、カエル、まれにヘビ・・・ちいさな
せみなどはいとど哀れ、あわてて近くに埋め戻し
などなどしつつ、ようやく穴掘り完了。ひたすら体力を使うのみ、途中は
ほとんど忘我のこの作業ですが、実はそんなにイヤでもないんだなぁ。